一般社団法人VRMコンソーシアム

VRMコンソーシアム

VRMコンソーシアム

3Dアバター向けファイルフォーマット
「VRM」の策定・普及を目的とした
「一般社団法人 VRMコンソーシアム」

2019年4月24日に設立いたしました

お知らせ

2024.10.24:「米国・KHRONOSグループ×VRMコンソーシアム 3Dアバターファイル形式「VRM」の国際標準化を目指しISO/IEC登録に向けて協力・連携」
  • プレスリリースはこちらから
  • 2024.9.26:第5回アバターアワード募集開始!
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  • 2024.3.25:VRM Meetup #3 @ #cluster(2024年3月21日実施)のアーカイブ動画を公開
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  • VRMの課題にかんするアンケート結果はこちらから
  • 2024.3.11:VRMコンソーシアムが提唱・共同議長を務める「Interoperable Characters/Avatars Working Group」
       国際的フォーラム「Metaverse Standards Forum」の正式ワーキンググループに昇格
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  • 2024.2.21:VRM用アニメーションファイル形式「VRMA」が正式リリース
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  • 2024.1.11:第4回アバターアワード結果発表!特別功労賞は宝鐘マリンに
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  • 2023.11.24:第4回アバターアワードデザイナーの丸山敬太が審査員に就任メタバースファッション推進ブランド「.st」による特別賞「ドットエスティ賞」新設!
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  • 2023.09.25:第4回アバターアワード10月2日から募集!ヨコオタロウ氏、軍地彩弓氏ら豪華審査員も発表!
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  • 2023.07.14:第4回アバターアワード開催決定!~2023年は10月上旬から募集予定~
    2022.12.23:第3回アバターアワード各賞が決定~特別功労賞に「バーチャル美少女ねむ」を選出~
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  • 2022.12.15:第3回アバターアワード審査員に『よう実』総監督の橋本裕之氏も参画決定!「XRkaigi 2022」で入賞作公開
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  • 2022.11.18:第3回アバターアワード豪華審査員が決定!!受賞式は12月22日20:00から!
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  • 2022.10.24:第3回アバターアワード開催決定!!
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  • 2022.09.22:「VRM」バージョン 1.0正式リリース及び9月23日のVRMワークショップ配信に関するプレスリリースを公開しました
  • 日本発3Dアバター向けファイル形式「VRM」バージョン 1.0が正式リリース!9月23日、VRMワークショップを配信
  • 2022.06.28:VRMコンソーシアムのMetaverseStandardsForum加盟に関するプレスリリースを公開しました
  • VRMコンソーシアムがMetaverseStandardsForumに加盟しました
  • 2021.12.22:第2回アバターアワード最優秀賞・優秀賞のプレスリリースを公開しました
  • 第2回アバターアワード最優秀賞・優秀賞が決定!
  • 2021.11.19:第2回アバターアワード審査員発表プレスリリースを公開しました
  • 第2回アバターアワード審査員発表!
  • 2021.11.1:第2回アバターアワード開催決定!
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  • 2021.08.05:VRM仕様 1.0 betaを公開いたしました
  • VRM仕様 1.0 beta
  • 2021.08.05:VRMの独自ライセンスとして「VRMパブリックライセンス文書1.0」を定義し、公開いたしました
  • VRMパブリック・ライセンス文書 1.0
  • 2020.04.08:SPAJAMと共催で「超ハッカソン」を開催しました
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  • 2020.1.31:UniVRM 1.0 Draftの実装を公開しました
  • UniVRM 1.0
  • 2019.11.15:セミナー「ビジネスにおけるアバター活用術」を11/29(金)に開催
  • 参加募集ページ
  • VRMコンソーシアムについて

    2017年末からのVTuberの登場以降、3Dアバターモデルを取り巻く環境は劇的に変化しています。
    3Dモデル活用の歴史が長いアニメ・ゲーム分野を始め、今後の市場成長が見込まれるAR/VR/MR分野においても
    3Dアバターモデルの制作・利用の需要はますます高まっていくことと思われます。

    一方で、VRやVTuber等でそれら3Dアバターモデルを取り扱おうとした場合、利用するアプリケーションごとに
    仕様が異なっていたり、アバターの視点・骨格がVR内では適切に設定できておらず、複雑な作業が必要など、
    クリエイターや開発者が3Dアバターモデルを容易に創作・活用できる環境が整っていないのが実状です。

    また、3Dモデルの知財・著作権や、VTuber自身の人格など、新たな権利保護の必要性も生まれて来ています。

    そこで、この課題を改善すべく
    「人型のキャラクターや3Dアバター」において
    細かいモデルデータの差違を吸収・統一し
    アプリケーション側の取り扱いを簡単にする
    プラットフォーム非依存の3Dアバターファイルフォーマット「VRM」を提唱するとともに、
    これらVRMの普及と統一規格の策定を目的とした「一般社団法人VRMコンソーシアム」が設立されました。

    設立プレスリリース(日本語版)

    Press Release(En)

    VRMとは

    VRMとは

    VR時代の3Dキャラクター・アバター使用を想定したプラットフォーム非依存のファイル形式です。

    従来の3Dモデルとしてのテクスチャやボーンといった情報に加え、視線設定など一人称で操作するアバターに必要な情報を扱えるようにし、環境により異なるスケールや座標系などを統一することで、3Dアバターが配信・ゲームなどあらゆるプラットフォームで使用されることを想定しています。

    また、人が操作して人格を演じるアバターの特性を考慮して、このアバターを他人が使用しても良いか、暴力表現をしても良いか、などアバター特有の権利までもファイルに埋め込むことが可能です。

    将来的には3Dモデルの権利保護の機能を兼ね備え、アイテムやアバターの着せ替え販売を実現するなど3Dモデルが流通する際の標準フォーマットを目指していきます。

    VRMの技術仕様について

    「VRM」はVRアプリケーション向けの人型3Dアバター(3Dモデル)データを扱うためのファイルフォーマットです。
    glTF2.0をベースとしており、誰でも自由に利用することができます。
    また、Unity向けのVRMファイルの読み書きを行うC#による標準実装(UniVRM)がオープンソースで提供されます。
    VRMドキュメントhttps://vrm.dev/

    主な特徴

    プラットフォーム非依存で人型のキャラクター3Dモデルデータを取り扱うことが可能
    • 3D標準フォーマット glTF2.0をベースとし、人型モデルを取り扱うための制約と拡張を追加
      標準フォーマットをベースとしているため実装が容易
    • テクスチャやマテリアルなどすべてのデータを1ファイルにまとめて取り扱い可能
    • スケール(1.00 = 1m)、座標系と向き(Y-up, -Z方向)、骨の構造(Unity Humanoid準拠構成, Tスタンス, 各骨にローカルの回転などを入れない)などについて標準の構成が決められており、モデリングツールによる差違の影響を受けない
    • Blend Shapeやマテリアルの透明度など「キャラクターの表情」を取り扱うための各種技法について、その技法の差違をVRM側で吸収し、統一したAPIで操作が可能
    • VRでのアバター利用のための「一人称視点再現のための情報」に対応
    • キャラクターの髪の毛など、物理エンジンに依存しない「揺れ物」標準実装を用意、設定可能に
    • 標準実装としてのマテリアル(シェーダ)を用意。標準的なPBRだけでなくトゥーンシェーディングやUnlitレンダリングを設定可能
    • タイトルや作者名などのメタ情報だけでなく、アバターに特化したライセンス情報も内包可能
    モデルデータ自体に対しての改変・再配布規定(Creative Commonsなど)が設定可能
    モデルデータを使用して「人格を演じる」ことについての許諾規定が可能

    VRMが目指す未来

    VRMで真に自由な仮想世界を実現する

    お気に入りの3Dアバターが、プラットフォームやサービスの垣根を越え
    さまざまな仮想世界を自由に行き来できる

    自分で作成した3Dアバターが、難しい設定を必要とせず、どんな場所でもすぐに使える

    アニメやゲームで憧れた、あのキャラクターや世界に
    仮想世界や拡張現実の中で「ホンモノ」と触れ合うことができる

    XR技術がもたらす無限の可能性を
    誰もがハッピーになれるように
    VRMによって正しく実現したい

    そんな未来をVRMは目指しています

    VRMがもたらす未来を発起人13社のプロダクトで表現したイメージムービー
    ©VRMコンソーシアム

    VRMコンソーシアムのミッション

    1. 統一規格、技術仕様の検討(技術コミッティー)

      • 3D/AR/VR/MR分野における、3Dアバターおよび3Dモデルの標準化に向けた技術仕様の検討を行う
      • VRMを使用した3Dモデルの権利保護を実現するための技術的手法の検討を行う
    2. 知財・著作権等の検討(知財・著作権コミッティー)

      • 3Dモデルにおける作品・IPの知財・著作権管理についての検討を行う
      • アバターにおける人格など、新たに保護が必要な権利についての定義・法的根拠等の検討を行う
    3. 国内・国外への標準化の推進(VRM標準化推進コミッティー)

      • 技術仕様や各コミッティーでの検討結果についてドキュメント化し、サイト上ならびにカンファレンス等で広く情報発信を行う
      • OS事業者、関係省庁・各種業界団体とのコネクションを強化し、VRMを活用した新たな市場環境を構築する
      • 日本発の国際標準化規格として、海外主要プレーヤーとのコネクション確立および海外主要サービス上でのVRM対応を推進する

    法人情報

    • 名称:一般社団法人 VRMコンソーシアム
    • 設立日:2019年4月24日
    • 所在地:東京都中央区銀座4-12-15
    • 事業内容:
      • ⑴ 3Dアバターモデルの統一規格「VRM」の策定
      • ⑵「VRM」に関連する情報の収集及び提供
      • ⑶「VRM」の普及及び広告宣伝
      • ⑷「VRM」により創作される3Dモデルの法的保護に関する提言及び整備
      • ⑸「VRM」に関する内外関係機関との交流及び協力
      • ⑹前号に掲げるもののほか、当法人の目的を達成するのに必要な活動
    • 役員構成:
      • 代表理事  石井 洋平 (株式会社バーチャルキャスト)
      • 理事    岩城 進之介(株式会社バーチャルキャスト)
      • 理事    大前 広樹 (ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社顧問)
      • 理事    久保田 瞬 (株式会社Mogura)
      • 理事    清水 智雄 (ピクシブ株式会社)
      • 理事    副島 義貴 (株式会社NTTコノキュー)
      • 理事    中川 直政 (弁護士 日比谷パーク法律事務所パートナー)
      • 理事    松本 有啓 (株式会社MOEグループ・ホールディングス)
      • 監事    栗本 肇  (税理士、行政書士)
      • 監事    佐藤 豊  (山形大学准教授(知的財産権))

    会員について

    現在、ご賛同いただける会員を募集中です。

    会員のお申し込み・お問い合わせ

    VRMコンソーシアム事務局
    vrmc-pr@vrm-consortium.org

    会員制度

    正会員 賛助会員
    • 議決権有り。各コミッティ−での検討、OSSからの正規仕様採択など、VRM方針決定に参画可
    • コンソーシアム主催イベントへの参加・会員価格特典など
    • 議決権無し。仕様・ガイドライン等の策定情報について優先的に共有
    • コンソーシアム主催イベントへの参加・会員価格特典など

    それぞれ年会費の徴収があります。
    詳しくはVRMコンソーシアム事務局までお問い合わせください。

    定款